トビ。全長59~69cm。一年中見られる。上昇気流を利用して輪を描くように帆翔す る。尾羽は比較的長く先端がバチ状で、ほかの猛禽類との識別になる。
市街地、農耕地、海岸などさまざまな場所に生息する。街の掃除屋と呼ばれて、自動車にひかれた死がいを食べて道路をキレイにする。
ノスリ。全長52~57cm。春と秋の渡りの時期と冬に見られる。ゆっくりと輪を描いて上空を飛んでいることが多く、頻繁に低空飛行をする。
トビよりもズングリしていて尾羽が短く、淡色で特に下面は白っぽく見える。草地や農耕地などの開けた環境の杭や電柱の上で待ち伏せしてネズミを狙う姿が見られる。
上記の写真と説明は、野鳥観察会の講師をしていただく坂井三夫さんから提供していただきました。並べて見ると違いがわかります。野鳥観察会の当日は天気に恵まれて、こんな写真が撮れたら最高ですね。