三条市内の造園業者でつくる三条造園建設業協会の皆さんが、ここ保内で松の接ぎ木講習会を行いました。講師は地元で昔から接ぎ木を行ってきた谷内田さん。「太りが良くなる」とのことで、黒松を台木に五葉松を接ぐのだそう。そして保内独自の盆栽の仕立て方「宝来作り」にも話が及びました。ここ保内は「大阪の池田・関東の安行・越後の保内」と昔から全国に名を知られる、植木の大産地なのです。その産地を支えた昔ながらの技術を伝承し、切磋琢磨しながら保内の歴史は続いていくんですね。それにしても、その道一筋に続けて来られた方のお話は面白い。私も混ぜてもらえて楽しかったです。講師の谷内田さん、そして三条造園建設業協会の皆さま、ありがとうございました。